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今から準備をしておこう。メディアからの取材の受け方

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取材は受ける側も事前準備が必要。

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先日テレビ東京の「WBSワールドビジネスサテライト」の取材を受けてみて事前準備の重要さに気づいたので残しておきます。

今回取材を受けたのは現在クラウドファンディング中の「第三の名刺」のメイン商品である「破る用の名刺」についてです。

camp-fire.jp

 

 

↓当日の取材の様子 はこちらから

www.bakaru.net

 

テレビ、ラジオ、雑誌、新聞と色んな媒体から取材を受けて来ましたが
毎回、あー!ああすれば良かったー
などと反省ポイントてんこ盛りです。
 
そこで、実際に取材の受け方
そしてリリースまでの全体像を書き
そこから、対策や反省点などをプラスして残しておき、
取材にあわあわしなくなるヒントにしていきたいです。今後のため。自分たちのためにも。
 
 
各媒体の共通点とは、 
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞など媒体はいくつもありますが、基本的には急に取材の依頼がきます。名前の聞いたことのあるような有名な人の場合は違うと思いますが、取材をあまり受けたことのない人には急な取材になることが多いです。
 
それでは取材を受ける時に気をつけて置けばよかったという点を解説していきます。
 

取材は急に来る!!

イメージとしては一週間くらい時間の余裕があると思っていました、全然違います。当日取材の時もありました。
 
取材するメディアの方はいくつものストックを抱えており、優先順位の高い順番から声をかけていきます。
メディアに露出したことのない人はこのストックされている順番の中でもかなり低い位置にいるということになります。
 
今回の例をに出してみると、
水曜日のお昼すぎにメールが来る

電話をする

明日取材いいですか?

翌日、取材と撮影

当日編集し当日放送 
このような流れでかなり急ピッチで進んでいきました。
 
この機会を逃してしまうとメディアへの露出の機会損失になってしまうので、注意が必要です。いつ取材が入ってもいいように動ける環境と準備・心構えをしておきましょう。
 

取材される内容を想定して答えを作っておく

メディアからの電話連絡が来た時点ですでに取材が始まっています。
自分が進めているプロジェクトなど製品に対して、どんなことを聞かれても答えられるようにしておきましょう。
 
また当日の取材でどんな質問をされるかなど分からない場合があります。取材内容に関して深い質問や嫌らしい質問が来る場合もあります。
(事前に質問内容を送ってくれたり、取材の流れなどを送ってくれる親切なところもあります。)
 
あらゆる質問について答えを作っておくとスラスラ答えられ焦ることもなくなります。

今まで受けた質問内容

(5W1Hを中心にサービスや商品などを考えておくといいです。)
・どんな商品ですか?
・どのように使うと想定していますか?
・どんな人に使ってもらいたいですか?
・商品を思いついたきっかけは何ですか?
・どうして作ったのか?
・いつ使うものですか?
・どこで使うものですか?
・これを嫌がる人に対してどう思われますか?
・周りの人の反応はどうですか?

自分たちの伝えたいことは何なのか?考えておく

プロジェクトや製品の何を宣伝したいのか?質問されなくても自分たちが伝えたいことを明確にしておく必要があります。

 

今回の取材では、こちらの製品について取材して頂いたのですが、私たちが一番伝えなくてはならなかったことはクラウドファンディングで資金を募集しているということでした。

camp-fire.jp

しかしそのことに対して質問をされなかったので、こちら側が伝えたかったことがテレビで放送されませんでした。めちゃめちゃもったいない!!

 

またこの製品のキャッチコピーに、
名刺なんてゴミだ」という惹きつける言葉を作っていたのにも関わらず、一回もこのキャッチコピーを言い忘れました。

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(画像にもこんなにでっかく入れてるのに・・・)

 

これかなりのミスだと思ってます。せっかく考え出して出したコピーを言わないなんてバカなんだろうって取材を終えてから気づきました。

 

今回の取材では3時間ほどの時間でしたが、放送は3分程度でした。カットされるのは当たり前なので、とにかく放送に使えそうなネタを自分から発信していきましょう。

普段から取材慣れをしておく

これは経験していくしかないような気もしておりますが、
普段でも話すときにも取材をされているような意識を持ち、会話をしていくことが大事になります。
 
テレビの取材などではキャスターやアナウンサーなど綺麗な方がインタビューに来てくれることがよくあります。今回はテレビ東京のアナウンサーである相内優香さんに来ていただきました。

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 テレビで何度も拝見している方だったので、目の前にして緊張してしまいました。
(ミーハーですよね。これも気をつけましょう。)
またカメラが向けられているだけで緊張してしまうことがあります。
 
テレビで流れることを意識するのではなく、一人の人に対してプレゼンをすることを次回からは意識したいと思います。
 
今回の取材では準備不足だったので、満足できる答えを話すことが出来なかったような気がしてます。次回の取材の時には気を付けます。
 
 

やってみたいことやってみる協会の商品のリリースの仕方 

先ほどの事前準備と少し矛盾してしまうんですが、私たちは製品の完成度が100%出来上がっていなくてもリリースを出しています。
実際に商品を使ってもらった人のフィードバックなども参考にしながら100%を目指していくような形です。
 
商品の使い方など色んな場所に余白をもたせておくと、自分たちも思いつかなかった使い方や遊び方が生まれてきます。
 
このブログサービスの運営もしている株式会社はてなの社長も本で以下のように述べています。

50%の完成度でサービスをリリースする

 

はてなで新しいサービスをリリースするときには、「50%くらいの完成度で出す」ことを心がけています。普通に考えれば、サービスは「これで完成」といえるまで作り上げてからリリースすべきのような気がします。

(中略)

 

作り手の想像力には限界がある

 機能が100%まで到達しない時点で、早く交換したほうが良い理由は何でしょうか?1つは、ウェブサービスはなるべく早くリリースしたほうが有利だからです。インターネット上では、いろいろな事業者や個人が日々創意工夫を繰り返して、新しいサービスが作られています。1ヶ月や2ヶ月の遅れが命取りになることもありますから、そもそも「リリースが早いのはいいことだ」という事実があります。

 

(引用:株式会社はてな社長 近藤淳也著「へんな会社」の作り方)

これってウェブサービスに限らず言えることですよね。考えてたの先にやられたーみたいな話をよく聞きますが、形にしないと意味がありません。

 

アイディアを考えただけでなく、いち早く商品を形にしてリリースを出したほうがいいです。 その際にある程度の事前準備をしていくことの大事さを感じた取材になりました。

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

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※現在クラウドファンディング中です。ご支援宜しくお願いします

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