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おばあちゃんの原宿である巣鴨を背負うカリスマの物語

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たしかに
ここは、おばあちゃんの原宿と呼ばれている。

あたしゃ、若い頃から・・・

今でいうピチピチギャルの頃からここで生まれ育った。

たまたまここが巣鴨だっただけじゃ。

自分が田端に生まれれば

おばあちゃんの原宿という栄光は田端じゃったであろう。

 

〜 巣鴨ものがたり 〜

おばあちゃんの原宿を背負うカリスマの物語

 

彼女の朝は早い。

 

早朝3時。

 

朝と呼ぶには早すぎるかのように感じる

 

しかし彼女は目覚めと共に

 

「グッモーニン」

 

と、つぶやく。

 

つまり、カリスマの目覚めこそが朝の訪れだと

 

鋭いカーブの背がそう語っていたように感じた。

 

そして、またベットに潜るのだ。

 

私(筆者)はその姿を、ダイブと名付けた。

 

一度、この世に朝を告げてからダイブし

 

次に目覚めたのは正午。

 

つまり昼の訪れである。

 

彼女はテーブルのオレオを1枚食べ

 

巣鴨に出た。

 

いつもの巣鴨。

 

ここは何も変わらない、変わったのは目に見えるほぼ全て。

 

といって無邪気に笑った。

 

次々に案内してくれる巣鴨を

 

街の人と話しながらなので数メートル進むだけでかなり時間が掛かる。

 

昔からの友だちなのかと尋ねたら

 

皆、初対面だという。

 

いきつけの店で食事。

 

一目見て、焼き魚と味噌汁がおいしいお店だという事がわかる。

 

匂いだけで脳みそが味噌汁に包まれていくようだ

 

そこで彼女は味噌汁とオムライスを食した。

 

聞けばオムライスは特注だそうだ。

 

さすがカリスマである。

 

巣鴨には別の時間軸を感じる。

 

いつのまにか夕日に包まれていた。

 

巣鴨という街のエピローグのようだ。

 

最後にカリスマは、ラインを交換しようと言った。

 

まさかおばあちゃんなのにラインをやっているとは思っていなかった。

 

ガラケーかと思っていたがiPhone6だった。

 

おばあちゃんの原宿、恐るべし。

 

顔を上げると彼女の姿は無かった。

 

帰りの電車に揺られているとカリスマからのラインが届いていた。

 

「今日は取材で緊張しちゃったヨ〜

 また、巣鴨に来る時はラインしてよ

 じゃ、ばいびー。」

 

「あ、まって

 これ私と田端がコラボしたスタンプ出したんだ

 チェックしといてね」

 

そんな夏のある日の話。

巣鴨ものがたり

 

 

ラインクリエイターズスタンプにて

田端 feat. 巣鴨 リリース。

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田端5 feat.巣鴨 - クリエイターズスタンプ

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